当社では、当社の製品および業務が、害のない原材料および化学物質を使用する世界を目指しています。当社は20年を超える期間、懸念のある化学物質からより安全な代替品に向けて、エレクトロニクス産業を動かしてきました。

HP Materials and Chemical Management Policy』では、製品、梱包資材、および製造プロセスで使用する原材料および化学物質の指定方法について説明しています。このポリシーは、世界中のすべてのHP従業員およびビジネスに適用され、サプライヤーにも適用されます。

HPは、PVCBFR、およびフタル酸エステルを制限する法律を提言しています。これは、ほとんどの用途で代替品が特定されているにもかかわらず、コストの増加や入手の困難さなどが依然として採用の障壁となっているためです。規制上の制限がなければ、危険性の低い代替品が広く採用されることはありません。HPの提言活動の主なハイライトを以下に示します。

  • PVCおよびBFRを特定有害物質使用制限 (RoHS) 指令に含めることを検討するよう提言しました (HPは、PVCの規制を提言した数少ない企業の1社です)
  • 将来の物質規制に関する欧州連合 (EU) の手法の提言に重点的に取り組み、その結果、物質を選択するための実行可能な手法ができました。この手法を適用した結果、PVCは将来のRoHS制限の第3優先順位として選択されました。
  • EU RoHS3での、低ハロゲン1物質の見直しを提言しました。
  • 取り返しのつかないような代替品が出ないように、フタル酸ジイソブチル (DIBP) を、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル) (DEHP)、フタル酸ジブチル (DBP)、フタル酸ブチルベンジル (BBP) とともに制限することを提言し、成功しました。

これまでの重要な施策については、http://h20195.www2.hp.com/v2/GetDocument.aspx?docname=c06048911にある『Green Chemistry Timeline』を参照してください。

HP Materials And Chemical Management Policy』を入手するには、http://www8.hp.com/us/en/hp-information/global-citizenship/governance/policies.htmlを参照してください。

Joint JEDEC/ECA Standard: Definition of Low-Halogen for Electronic Productsを参照してください。